アメリヴィンテージのブランドについて、評判や評価、年齢層や似ているブランドまで、情報をまとめました。
また、アメリヴィンテージは何系なのか?と調べてみましたが、AMERIのディレクター兼CEOの黒石奈央子さんは系統とかそういう枠を超えてしまった存在になっているようです。
カジュアル系、モード系、フェミニン系…どんなアイテムでも彼女らしいSTYLEに仕上がっているのですが、
あえて言うなら「モダンヴィンテージ」ではないか?と感じています。
(画像出典:Ameri VINTAGE)
アメリヴィンテージの評判・評価
個性的なデザインで他ブランドにはない魅力があります。
だから商品への期待も大きい・・・からこそ、実物が理想と違った時は落胆も大きいのです。
評価が高いところ
- 他にないデザイン
- 個性的なデザイン
- 見た目可愛い
- 周りとかぶらないデザイン
- コーデに1点取り入れるだけでオシャレになる
評価が低いところ
- 生地が安っぽく、ペラペラ
- 縫製が雑でほつれやすい
- 洗濯1回で着れなくなった
- 生地・品質が悪いものが多い
- デザイン優先で着脱に難ありなデザインもある
評判・評価のまとめ
デザインは個性的なものも多く、魅力的なものばかりで見ているだけでもワクワクする。
実際に着てみたいと思うし、着用した時のことを思うと楽しくなるでしょう。
想像が膨らんで、脳内では実物よりも良いものへと変換されていまいます。
ただ、実際に着用してみると生地や品質は「ファストファッションより悪い」というような辛口評価が並ぶアイテムもあります。
生地・品質・縫製が金額に伴っていないという評価になりました。
解決策として…
アメリヴィンテージは安い買い物とは言えないので、店頭で実物を見て触って、試着して買うかどうか決めると良い。
ただ、問題は店舗展開は東京と大阪のみなので地方の方は実物を見て触って検討ができません。
返品を受け付けていないので、通販の場合は「カケ」となってしまいます。
デザインが良いだけに勿体ないと思っています。
当たり前ですけど、生地感は、素材(〇〇90%とか)を見ても判断付かず、触ってみないとどんな感じなのか分かりませんからね。
通販で購入の悩ましいところです。
アメリヴィンテージの品質
口コミを見てると…
- 値段と比べると品質が良くない
- 生地がペラペラだ
- デザインは可愛いけど何かに引っ掛けて生地がすぐ裂けた
- 生地が弱い
という悪い印象を持たれている内容を多くみかけました。
同じくらい良い印象を持っている口コミもあるのですが、”デザインがいい” ”気に入ってます” ”友人から褒められた”などすごく単純な内容で、品質についての参考資料が集められませんでした。
アメリの服は、お世辞にも「安い」と言えない価格設定なので品質が悪いと感じてしまった場合、「高い買い物をした」と思われてしまいます。
ということで品質について私も調べてみたのですが、
実際に海外の生地・縫製までお願いしているということでした。
全てを日本製にすると販売価格が上がってしまうことなど考えあってのことでしょう。
ただし、調べていくうちに2018年ごろから方向転換していることが分ります。
全ての商品ではないけど「日本製にシフトしていく」という路線になっています。
その証拠にYoutubeで日本の生地屋さんを工場見学した様子をアップしてます。
動画で発していた内容の中で心打たれるところがありました。
アウターってウールを使うとめっちゃ重たくなるんですよ。
そのウールに軽量さ品質の良さを求めた時に「日本」にあったから自然と日本の工場へ…とシフトしていった。
ということで、2018年から作られているアウターだけは日本製(日本の生地、日本縫製)だと考えられます。
今後、良くなっていくのではないか?と期待しております。
アメリヴィンテージ サスティナブル素材との関係
ファストファッションの流行の影響もあって衣類の年間消費量は年々増えています。
そこで、昨今注目されているのがサスティナブル素材。
サスティナブル素材っていうのは、環境負荷の少ない素材の総称で、脱・石油を掲げた天然素材はリサイクル繊維などを指します。
ハイブランドの中でいち早くサスティナブルな活動に取り組んだのが「ステラ・マッカートニー」で影響力があります。
アメリヴィンテージの服も例外ではなく、アウターにはサスティナブル素材を取り入れ始めていて、環境問題やファッション業界の在り方を深く考えているブランドでもあるのです。
サスティナブル素材を取り入れるにあたって
まず、「アメリとしてやれることからちょっとずつって考えから生地を作ることにした」というところがサスティナブル素材を取り入れることになったスタートです。
アウター生地を作ることから始めたのですが、ウール生地を作る時に要らなくなった原料だったりとかいらなくなる落ち綿が必ず出てきてしまうところを捨てずに再利用しようってことになってその素材を使っている。
ということはアメリ服のアウターは「再生ウール」を使用するということになるんだけど、要らないものを混ぜて作るので粗悪なものも多く、エコではあるけど上質に作れないものが多く難航していたけど…
今回は通常のウールではなく、かなり上質なスーパー120~130って言われている原料を使用して作っていて、再生ウールの中でもかなり上質に仕上がっています。
「糸の特徴のハリだったりとかコシ、光沢感とかもあって再生ウールとは思えないくらい凄くいい仕上がりになっていると思っている」ということで発信されているくらい力を入れています。
また、再生ウールを使うにあたって縫製も全て日本の工場で行い上質なものに仕上がっている。
動画を観ていただくと分かりますが、工程がたくさんあって、そのすべてに人の手が必ず関わっているという徹底ぶりに見えました。
アメリヴィンテージのコート~個性とモードの融合~
アメリヴィンテージのコートは、幅広い年齢層に対応できるようにデザインされていると感じます。
女性らしさとモードな雰囲気を兼ね備えたコートがあると思いきや、華やかで個性的な色合いのコートまで。
魅力あふれるコートを毎期出してくるあたりが、ワクワクさせるブランドなのですよね。
個人的には、コートのシルエットは「アメリヴィンテージ」が一番好きです。
可愛いよりカッコいいシルエットが多めで、1枚で主役級だから目を奪われます。
国内生産生地にしたいと思った理由
AMERIのアイテムは複雑なデザインが多くてアウター自体がめちゃくちゃ重くなる。
そうなるとアウター自体が重たくて着たくなくなるということがあるのですが、「日本のウールはすごく温かくて軽量で実用性もある生地が多いので、どちらかというと自然と日本生地を選ぶことになっていた」と黒石さんも言っています。
また、黒石さんご自身も30代でAMERIのユーザーも30代が多いということ。
”アウターは良いものを着たい”
”縫製の仕方だったり素材も含め上質なものを着たい”
っという気持ちもあって国内縫製を増やしていったと発信しています。
常にお客様目線を忘れないオーナーが最初から最後まで携わる商品が魅力的な理由は”ココ”にあるんじゃないかなと。
あの魅力的なコートはこういった社長の思い、お客様に寄り添った思いが形になったのだろうと思う。
黒石さんの素敵だなと思ったところ
日本は凄く良いものを作るし技術も素晴らしいのに工場が少なくなってきてて、日本のものづくりに危機感を抱いている。
だからこそ、日本のもの作りを国内だけではなく世界にもっと広められるようにと全部は無理だけど徐々に徐々に国内生産を増やしていきたいなと思っている。
そして実際に行動されているところに感銘を受けました。
ファッションに携わる方ですが、日本のもの作りのことまで考えて愛情をもって広めようとしている点は”感動”以外の言葉が出ませんでした。
アメリヴィンテージの残念な点は「接客」
お客様の口コミを読むと「接客が最悪」というワードが溢れてて悲しくなります。
ここまでアメリヴィンテージの歴史、創業、品質、素材、黒石さんのことを書いてきましたが、サービス業として「接客最悪」っというのは大きなマイナス点です。
店舗で接客を受けたことがないので感想を言うことはできませんが、色々調べてみて”接客教育に力を入れていないのだろう”という印象を持ちました。
力を入れている点はインスタやYoutubeで発信するはずです。
しかし店舗の子たちの情報はほぼ出てきません。
教育しているのであればその状況をYoutubeで動画にするはずなので、おそらく力を入れていないのではないか?と思われる。
っが、黒石さん自体が接客もしていたので
なぜ教育に力を入れないのか?謎が深まるばかりです。
調べても言及しているところが見つけられず真実は分かりませんでした。
「接客良かった」と評価している人もいる…ってことは?
どこのお店に行っても気持ちのいい接客をしてくれる店員さんもいれば、逆の店員さんもいます。
ただ、AMERIには気持ちのいい接客をしてくれない店員さんが多いのだろう…ということは間違いなさそうです。
中には「接客良かったよ」っていう口コミもあったので、おそらく・・・本社に移動になったあの子にやってもらったのだろうなとか見当がつきます。
教えなくても出来る子は上へ上へと引き上げられて、接客から卒業してブランドを支える中核に入るのでしょう。
また、AMERIはWEB SHOPをメインに置いている印象があります。
インスタでライブ配信して予約を受け付けて売り切るという販売方式がメインで、とにかく在庫をなるべく抱えないので過剰生産をしていない。
なので、店舗に重きを置いているか?と言われると疑問が残ります。
結論からいうと、店舗教育は店長に任せているので本社からメスが入らないのではないか?という予想です。(あくまでも予想です。)
アメリヴィンテージはインスタ発信をチェック
何系っていう枠を飛び越えてるので、着てみたいかどうかはインスタ発信をチェックしてほしい。
洋服のコーデ方法から新作、シューズ・バッグ等のファッション小物までトータルでコーデ方法を知ることができす。
その中からトキメクものが必ず見つかる。
というか、「可愛い」「クール」な服が次から次へと発信されるので飽きない。
インスタのストーリー、リール、ライブなどを活用しつくして発信しているので、質問しやすいので不安を緩和してもらえます。
注意点として、アメリヴィンテージの服を欲しいと思っても売切れたら再販しないアイテムが多いので気をつけてくださいね。
どんなにリクエストがあっても再販しない方向性なのです。
だからこそ、トキメイた時がタイミング!です。
・imstagram:Ameri VINTAGE
・Youtube:NO RULES FOR
アメリヴィンテージの系統はモダンヴィンテージ
そもそも代表の黒石奈央子さんはヴィンテージ好き。
美術館や建物、海外で見る扉、美術品からヒントを得て「アメリヴィンテージ」のデザインヒントを得ています。
だから王道のヴィンテージではなく現代のものを取り入れ、機能性も兼ね備えたものを製作しているので「モダンヴィンテージ」と称した。
だが、実際のところ彼女自身も「何系」と問われてもハッキリ答えていない現実がある。
彼女がハッキリ言っていることは
- 昔の絵画とかにインスピレーションを受ける
- コンセプトを決めるのが好きじゃない
- ペールカラーとかダスティカラーが多い
- 柄物を大切にしている(AMERIを有名にしたアマンダ柄)
- 大花柄も多く採用する
アメリヴィンテージ 歴史・創業
2014年10月にオリジナルブランド「アメリ」やビンテージアイテムを取り扱うセレクトショップ「アメリヴィンテージ」を立ち上げる。
同時にWEB STOREをオープン。
2016年4月 1号店が代官山(路面店)にオープン
2017年3月 2店舗目のルミネ新宿店をオープン
2019年4月 3店舗目が大阪・心斎橋にオープン(西日本初の店舗を出店)
2020年 立ち上げ5年で売上高30億円達成
2020年11月 4店舗目 海外1号店を上海にオープン
2022年3月 5店舗目が名古屋にオープン
2024年3月9日 6店舗目 が大阪のルクア2Fにオープン
2024年10月10日でブランド10周年
10周年おめでとうございます♪
最初の2年は社員も少なく友人同士が集まり、黒石さんがデザインしたものを作ってWEBで売るという地味な作業だったと言います。
彼女の自宅はいつもお客様に発送する段ボールだらけで毎日が必死だったようですが、同時に楽しかったと言っています。
どんなに忙しくても、セレクトショップ用のビンテージ物を年に2回買い付けへアメリカへ行っています。
その買い付けのスキマ時間も有効に使い、現地の美術館とか建物、街を歩いている人を観て次に作る商品のインスピレーションを得ていると聞いて、
彼女のデザインの根幹は
- ビンテージ
- 海外の建物
- 昔の絵画
- 海外で出会った街を歩いている人々
で作られていると感じました。
その証拠に、実際に出来上がった新しい作品を見ると「確かに絵画っぽい!」なんて発見もあります。
大人の女性に共感される「アメリヴィンテージの世界観」
30代になると女性も周りと調和を大切にする「人目を気にする」「彼に気に入られるファッションにする」というフェーズから抜けて
自分の気持ちを大切にしたくなる感情が強くなる時期。
例えば
好きなものに囲まれたい
好きなファッションを楽しみたい
という感情が溢れてくる。
そんな時に「アメリ」「アメリヴィンテージ」の世界観を覗くと抜け出せなくなるだろう。
どんな世界観?
基本となるのは「ヴィンテージ」と「最新の流行」を融合させたもの。
トレンドも踏まえつつ、アメリヴィンテージのオリジナルも追及しています。
毎年、SS/AW はそれぞれテーマを決めて作成され、毎シーズン飽きないデザインで顧客を魅了しています。
ブランド創立10年目を迎えるにあたり、新しいロゴマークとシンボルマークを掲げていました!
ロゴが可愛い。
ロゴ入りのアイテムも多くなりそうな予感です。
黒石さんのインタビューを聞いていると「可愛い」「機能的」「オリジナリティ」というワードが出てきます。
ファッションってデザインを求めすぎると機能性が欠けていて、色んなシーンで着用できなくて結局2,3回袖を通したかなーなんてワンピとかあるけど、アメリの場合は違うんですよね。
機能性も重視されているので、2WAYは当たり前で3WAY、4WAYを目指している点がユーザー目線に近いと感じさせてくれる。
だから手に取りたくなるし、試着したくなるし、自己満足であっても「私はこの洋服を着たい!」と思えるんです。
シーズンごとにコンセプトは異なるし、その年その年の流行も変わるので、流行にものりつつオリジナリティも出している。
可愛いと言ってもフリフリでブリブリな可愛さではなくて、大人の女性も「アメリのピンク色なら取り入れられる」と言われるようなワンランク上のファッションを作り出している感じです。
- もうファストファッションは卒業したい。
- プチプラファッションは年齢的にも無理が出てくる。
なんて年齢層に絶大な支持があるのも頷ける。
上質な洋服で上品さと可愛さを兼ね備えた、ワンランク上の落ち着いたファッションを求めている女性に絶大な支持があるんです。
アメリヴィンテージに似てるブランド通販
似てるブランドを探してみたけど、難易度高い。
あえて言うなら「UNITED TOKYO(ユナイテッドトウキョウ)」かなと思います。
アメリヴィンテージはヴィンテージ感やアート系、絵画系の色が多いので色味は似てるものと似てないものの差が激しい。
でも、デザインは同じようなものを探すことができるかなと思います。
UNITED TOKYO(ユナイテッドトウキョウ)と比較
アメリヴィンテージを基本として比較した結果をお伝えします。
(※個人的見解です。)
- 価格帯は同じくらいかちょっと高め
- 品質は良いと評判
- ベーシックなものもあり長く着用できる
- 高級感がある
- デザイン性も高い
- ドラマで着用されている確率高い
UNITED TOKYO(ユナイテッド トウキョウ)は、シンプルながら個性的なデザインで存在感を与えるブランドです。
知名度もあり、ドラマ衣装として使われることも多いブランドです。
TODAYFUL(トゥデイフル)
スタイルショップLIFE’sなどを運営する吉田怜香氏がプロデュースするブランドです。
コンセプトは”都会的な洗練さとラフさをほどよくミックスしたものを提案する”なので、日常に溶け込みつつハイセンス&ハイクオリティを愉しめるブランドです。
PUBLIC TOKYO(パブリックトウキョウ)
PUBLIC TOKYO(パブリックトウキョウ)は前述のUNITED TOKYOの系列ブランドです。
カジュアルで若者〜大人と幅広い年齢層をターゲットにしていて、アメリヴィンテージと比べるとカジュアル感が強くなっています。
ただ、国産の上質な素材・製法にこだわっているためシンプルでも高見えするブランドです。
その他、似ているブランド
- CLANE(クラネ)
- ADAM ET ROPE’(アダム エ ロペ)
- LE CIEL BLEU(ルシェルブルー)
この3つもアメリヴィンテージと似ているところがあるブランドです。
「CLANE(クラネ)」と「ADAM ET ROPE’(アダム エ ロペ)」はお手頃な価格帯のアイテムもあって取り入れやすいと思います。
「LE CIEL BLEU(ルシェルブルー)」は平均金額が高くなります。
3ブランドからアメリヴィンテージに似たもので、品質、価格、デザインを含めて判断すると
「ADAM ET ROPE’(アダム エ ロペ)」は最も取り入れやすいと思います。
それに「ADAM ET ROPE’(アダム エ ロペ)」は、店舗数も多いので実物を見て触って購入できる点はメリットです。
アメリヴィンテージ系のファッションが似合う体型
アメリヴィンテージの代表、黒石奈央子さんの身長が153㎝ということもあって、低身長の方も取り入れやすいファッションになっています。
スタッフの皆さんをみているとスラっとした体型の人ばかりです。
できれば中肉中背~痩せ型タイプの方がコーデしやすいと感じます。
オーバーサイズの服展開も多いので心配しすぎなくても大丈夫ですが、美しいシルエットにするにはスラっとしていた方がいいかなと感じています。
履くだけで細見えするアイテムを1枚忍ばせると、服を選ばずカッコよく着こなせる♪
言わないだけで、意外とみんな履いている?
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ジージーもおど的には、ヒップアップは必須と思っています。
日本人体型で一番悩ましいのは「お尻」
外国人のような丸くて上にきゅっと上がったお尻をつくるのはかなり難しい。
だから下着で誤魔化すことにしています。
このショーツ履いたら、普通のショーツにはもう戻れなくなるくらい…盛ってくれます。
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