ブランド品やバッグの縫製、革の種類に詳しいわけではありませんが、
メルカリとアマゾン、バイマで「POLENE(ポレーヌ)」を検索した時の怪しさと言ったら…この上なかったです。
何より、驚くほど値段が安いのです。
POLENE(ポレーヌ)の上質な革を使った熟練職人による手仕事を考えると…
こんなに安く販売できるわけないと、怪しいと思うのです。
YoutubeでPOLENE(ポレーヌ)の偽物と本物の見分け方を説明してた!
POLENE(ポレーヌ)のことが好きすぎて調べまくっていたら
鞄職人さんがPOLENE(ポレーヌ)を実際に購入して、偽物と本物を見分けてくれてました。
すごく勉強になるし、今後、ポレーヌに限らずブランド品の偽物と本物を見分ける判断材料になるので、文字おこししてみました。
と言っても、分かりやすくまとめただけなので参考にしてもらえたら嬉しいです。
Numero Dix(ヌメロディックス)メルカリ(偽物)と正規店(本物)の違い
まず、Numero Dix(ヌメロディックス)とは
乗馬用馬具から着想を得て、丸みを帯びた半月型の洗練された美しいフォルムがとても魅力的なバッグです。
ストラップ付なので、調節して色々な長さで愉しむこともできます。
このNumero Dix(ヌメロディックス)をメルカリ(偽物)と正規品(本物)を比べて
縫製や素材の違いを13項目に分けて説明してあります。
動画の内容をまとめてみました。
1.箔押しの位置
本物:しっかり真ん中
偽物:中心からずれている
2.素材の違い
本物:本革
偽物:合皮
3.ファスナー
本物:エクセラファスナー
偽物:普通の金属ファスナー
4.縫い目の重ね目
本物:三目重ねる
偽物:八目重ねてる、縫い目が汚い
5.補強部分
本物:糸を渡している
偽物:糸を渡していない
6.芯の入れ方
本物:盛芯が入ってる
偽物:平たい芯が入っている
7.ベルトループ
本物:手縫いしてる(かさばらないように細かい作業がうかがえる)
偽物:厚みの出る縫い方(丁寧さに欠ける)
8.引き手の違い
本物:薄く漉かれて美しい
偽物:分厚くて不格好
9.ショルダーの盛芯
本物 入っている
偽物 入っていない
ショルダーが長いと盛芯を入れるのもかなり手間
こういう工程は偽物は安いので省く傾向にある
10.ギボシ
本物:ロゴが入っている
偽物:ロゴが入っていない
11.ショルダーの縫い方
本物:ギボシで留めている
偽物:四角で縫っている
本物は手間のかかる縫い方をしていて美しい。
12.内装の素材
本物:上質なヴェルベット
偽物:安っぽい化学繊維
本物のポレーヌは生地の質がきめ細やか。
13.内装
本物:綺麗に貼られている
偽物:皺が入っている
内側のポケットは本物はやわらかくて物が淹れやすくなっているが、偽物はかたくて入れにくい。
鞄職人さんの着眼点にハッとさせられる
バッグを選ぶ時、まずデザインを見ませんか?
次にサイズ感やカラーですよね。
ファスナーがあれば、開閉に問題ないか?くらいは見ますが、
縫い目まで見ることはありませんでした。
鞄職人さんの本物と偽物の見分け方を動画で見たことで、
POLENE(ポレーヌ)に限らず革製品を選ぶ時の基準が出来たように思います。
POLENE(ポレーヌ)のバッグを安く買うって怪しい
POLENE(ポレーヌ)は、ハイブランドの素材と技術を持ち合わせたと言ってもいいくらい、丁寧に作られた商品です。
値段だけ見ると高く感じるかもしれませんが、バッグの縫製の仕方を知ると
むしろ安い買い物ではないか?と思います。
そう考えると、今以上に値段を下げることは不可能だし
7万円、8万円するものが1万円台で販売されているものは怪しいと思って間違いないでしょう。
メルカリは論外として、アマゾンにも似たようなものがありました。
バイマもどこまで信じていいのか分かりません。
POLENE(ポレーヌ)を購入する際も含め、
職人の技術を買うという意味で安心感をもって買うなら正規店での購入をおすすめします。
購入後も愛着を持って使っていき、バッグとの思い出も大切だからこそ、正規店で購入した方が安心・安全で、最もコスパのいい買い物になるのではないでしょうか。
もし、手が届く値段設定で上質でエレガントなバッグをお探しなら、「ヘイニ(HAYNI)」という日本のバックブランドがあります。
別で詳しく紹介しているので参考にしてもらえればうれしいです。
↓