何でも”過ぎる”と体に悪影響しかありません。
極端な”過ぎる”考え方とは、
ヴィーガンだからお肉・魚など”一切”食べない
炭水化物は”一切”摂らない
などです。
糖質制限ダイエットも極端すぎると一時はダイエットできても必ずリバウンドし、体も肌にも栄養が行き届かず老けて見えます。
まずは糖質制限について事実を知って、上手に取り入れましょう!
糖質制限で老けるって本当なのか?
糖質制限で老けが促進される原因として「糖新生」が関係しています。
体は血糖値を維持するために糖新生という代謝を行います。
食事から糖質を補えていれば糖新生は働きませんが
糖質制限をしていると糖質の量が減り、糖新生が促進されます。
その結果、肌をつくるたんぱく質が分解されるので、皮膚が薄く、質の悪い肌になってしまうのです。
なぜなら、糖新生では、皮膚や筋肉などを構成するたんぱく質を分解することで糖質が作られるからです。
また、糖質は体内で「グリコーゲン」という形で蓄えられています。
グリコーゲンを蓄える際には多くの水分も同時に蓄えます。
しかし糖質制限を行うと
↓
水分も同時に蓄える「グリコーゲン」が減り
↓
当然ながら同時に水分も減り
↓
お肌がカサカサになってしまう
以上のように、肌環境の悪化につながってしまうのです。
適度な糖質制限は美しい体型を保つためにも必要なことですが
糖質制限のやりすぎは、肌をボロボロにし、人よりも早く老化がはじまってしまう可能性が高くなります。
糖質の摂りすぎも老化の原因になる
糖質制限は老けるのでやめた方がいいのですが
糖質の摂りすぎもまた同じことが言えます。
糖質を摂りすぎると糖化反応が促進され老化が進んでしまうのです。
糖化とは、糖質とタンパク質が結合する反応のことを言い、
糖質が結合したタンパク質は機能を失い、細胞がどんどん衰えていきます。
細胞レベルで衰えるって女性にとっては怖い話です。
老ける!を防ぐ糖質量の目安は50%
老けないために糖質は必要だけど
摂りすぎたら老化の原因になる。
だったら糖質ってどのくらい摂ったら適量なのだろうか?
調べたところ
1日のエネルギー摂取量の50%が適量とのこと。
そこで、疑問だったのは
「50%って具体的にどのくらいなの?」と思ったわけです。
調べたところ計算式がありました。
↓
「1日の総カロリー×0.5÷4」
例えば、1日の総カロリーが2000kcalの場合で計算すると
糖質量は2000×0.5÷4=250g となります。
「÷4」って何?と思ったら
炭水化物(糖質)が1gあたり4kcalのエネルギーを生産することを表しているので、
糖質量をg(グラム)で求めるには、総カロリーに糖質の割合をかけて4で割る必要があるのです。
次に、250gの糖質量ってどのくらい?という疑問にぶち当たります。
そこで100gあたりの糖質量を表にしてみました。
糖質制限ダイエット 老ける,大人のカロリミット 糖質
品名 | 100g当たりの糖質 |
ジャガイモ | 約16g |
かぼちゃ | 約8~17g |
さつまいも | 約30~36g |
白米 | 約36g |
パン | 約46g |
ラーメン | 約40g |
ケーキ | 約40g~60g |
ダイエットの観点からいくと、ラーメン、ケーキ、パンなどは小麦系だし、砂糖を使うものもあるので避けた方がいい食べ物です。
お米やジャガイモ、南瓜、さつまいもなどから糖質を摂取した方が健康的です。
果物からも「果糖」という形で摂れますし、ビタミンも豊富で美肌にも一役買いますよね!
老けないために糖質量を50%にする方法
日本人は普通の食生活を送っていると糖質を60%摂取していると言われています。
きっと「お米」が主食だからでしょうね。
それに煮物は味付けに砂糖を使うし、根菜類など糖質の多いものを摂取しがちです。
最適な糖質の量は50%なので、いつもの食事より少し糖質を減らす工夫をすればいいだけです。
例えば、
- 夕食だけご飯を抜く
- 朝食で食べているパンを低糖質パンにする
- パンの代わりにプロテインを飲む
といった方法があります。
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過度な糖質制限ダイエットはデメリットしかない
結論!
過度な糖質制限ダイエットはデメリットしかないからやめた方がいい。
義務教育で学んだ栄養バランスの「三大栄養素」である
たんぱく質・脂質・炭水化物(糖質)を無視してダイエットしても美しく痩せられない。
いや、一時は痩せるかもしれない。
しかし高確率でリバウンドし、以前より太りやすい体質に変わってしまう。
しかもお肌はボロボロになるわけです。
老化を促進させてまで糖質制限してダイエットしたいですか?と問いたいのです。
炭水化物(糖質)を抜きすぎるとイライラするし、逆にドカ食いに走るし、老化するし、肌はボロボロになるし、、、でいいことなしなのです。